吉田酒造とは
About us
吉田酒造が目指す酒蔵像
吉田酒造では、島根の銘水百選に指定された超軟水の仕込み水と
地元の契約農家で栽培した良質な米を使う事でフレッシュで香り高く
キレのある酒を仕込んでいます。
日本酒は美味しい。難しく考えなくてもそう感じて頂ける、
日本酒に余り馴染みのない方にも楽しんで頂ける、
『登竜門』としての立ち位置を目指しています。
「日本一柔らかい仕込み水」
と言えるであろう硬度0.3の超軟水を使用して酒造りをしています。
この水は、広瀬藩の歴代藩主が愛飲し「不味流茶道」で
最高の水と言われた名水「お茶の水井戸」を復元した井戸から湧き出ています。
酒造りをする際には、軟水を使用することは非常に困難とされていますが、
飲み手にとって軟水は体になじむ優しい水だと思っています。
更に軟水は香りや味をよく引き出すので、
華やかな香りと米本来の旨みを感じていただきやすい酒になると思います。
造り手としては扱いが困難な難しい水ですが、
飲み手にとっては優しく体になじむ柔らかな味わいで、
新酒でも美味しく飲んで頂ける、飲み手の笑顔を想い気持ちの込もった酒造りがしたい、
地元に在って地元に根ざした酒造りがしたいという二方向の強い想いが合わさって選んだ水です。
革新(revolution)
月山の酒造りには三つのこだわりがあります。「良い原材料」で、
「高い技術のスタッフ」が、「最高の設備」で酒造りをする。
仕込み蔵は大型パネルで囲われ、
冷蔵庫の中で酒造りが行われています。その他、米の冷却設備も充実しており、
「四季醸造」が可能な環境となっています。
またスタッフの技術向上の為、毎年様々な手法の仕込を
試験醸造として試(こころ)みています。
月山の信念は「革新の積み重ねが伝統を紡いでいく」との思いであり、
現状に満足せず更なる高みを常に目指しています。
進化する。毎日。
日本酒発祥の地とも言われている島根県はたくさんの酒蔵があり、
それぞれに個性のある酒造りを続けています。
お客様に美味しい日本酒をお届けするべく、
島根県の日本酒のレベルを上げていく事が大切だと考えています。
「選んでよかった」と満足頂ける酒造りを続けていきたいと思っております。
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」というコンテストが毎年開催されており、そこに出品しています。
日本酒をワイングラスで飲む事で「香り」と「見る楽しさ」を引き出し日本酒の魅力を広めていこうという賞で、月山は最高金賞を含む数々の金賞を受賞しています。ワイングラスで楽しめる日本酒は輸出にも向いています。
海外のレストランの多くはワイングラスはあってもお猪口を置いている店は少ないからです。
月山のフレッシュで華やかな飲み口は、和食以外の料理との相性も良い事から海外の方にも評価が高く、輸出も増えています。
アメリカ、香港、台湾、シンガポール、イタリア、オーストラリア、ベトナム、フランス等の国々でお楽しみ頂けます。
従来の形にとらわれず、生活の一部として楽しんで飲んで頂けると嬉しいです。
此処でしか出せない味
安来市広瀬町西比田の豊かな自然の中で丁寧に育てられた米を主に使用しています。
地元の契約農家でつくられた良質な米を玄米の状態で仕入れ、酒造内の精米機で徹底管理し精米します。
月山の仕込水と同じ水系で大切に育てられた地元の米だからこそ、仕込みに馴染みこの地でしか作れない最高の味が出せると考えています。